円福寺:CJ Monmoに円福寺が掲載されました
石井 祐晃
ふくてら
8月5日から7日にかけての3日間、福厳寺本堂にて坐禅会が行われました。
数十年前に祖父がはじめた坐禅会は、老齢も相まって惜しまれつつも終わってしまいましたが、新住職祐聖が一念発起して坐禅会を復活させ、生まれ変わった坐禅会の初回は10人から14人の方が参加してくださいました。
7時半から始まる坐禅会ですが、ただ座禅をして終わりなのではなく、住職から日替わりで様々なテーマの法話がありました。
1日目は「仏教を知る」と題して作法の意味を学び、2日目は達人の名言から「人生を学ぶ」時間を過ごしました。最終日は「食に感謝する」と銘打ち、座禅によって研ぎ澄まされた感性でお菓子を味わう試みをいたしました。
夏休みは子供にとって貴重で大切な期間。普段とは異なる空間で行われる文化的な体験を楽しみ、同時に心を養うことができれば、楽しむだけでなく成長もできる。まさに一石二鳥です。参加した子どもたちが、学校ではあまり教えない大切な価値観を吸収していく様は、見ていて印象的でした。
海外で注目されて久しい瞑想(マインドフルネス)は、Googleをはじめとした世界的な企業が導入しているように、いまや社会人にとっても重要なスキルです。ご参加いただいた保護者や大人の方にとっても、価値のある時間になったかと思います。
今年参加できた方も、参加がかなわなかった方も、ぜひ来年お越しください。檀家ではない方も大歓迎です。精一杯の準備をしてお待ちしております。