福厳寺:獅子舞の開行がありました
石井 祐晃
ふくてら
令和7年1月12日、福厳寺本堂にて孔雀明王の秘法を執り行いました。
新年の開運招福を祈って挙行されるこの法要には、お年寄りから子供まで、多くの方に参加いただいています。今回は25人ほどお集まりいただき、祈祷札はその半数がお求めになられました。
大変ご利益がある孔雀明王の秘法ですので、ただ参列して祈りを捧げるのみならず、如意宝珠の袋を額に押し当てて、希望者のより大きなご利益を祈願します。
今回は、福厳寺の本尊である大日如来の智拳印から、孔雀尾を持っている孔雀明王の第四手を通った、五色の御手綱があり、御札の申込者はこちらの御手綱を握って受者加持を受けました。
法要の終盤には、孔雀明王の真言と力強い太鼓の音が堂内に響き渡りました。法要終了後には「額に押し当てられたときに力を感じた」「太鼓が終わったあとに拍手したくなった」とありがたいお言葉をいただきました。参列した方々がそのように感じていただけることは、僧侶として冥利に尽きます。
昨年と今年、2年続けて孔雀明王秘法を執り行いましたが、次回の開催は未定となっております。しかし、今回が最後の法要とはなりません。福厳寺で御手綱が用意されるのはこの法要のみですので、いつの日か開催される際には、ぜひお越しいただけますと幸いです。