円福寺:こころ磨き
石井 祐晃
ふくてら
令和7年1月5日、福厳寺本堂にて、厄除け不動護摩供養を執り行いました。
昨年から始まった厄除け護摩供養ですが、今回の参列者は30人近くにのぼり、そのうち15人ほどが祈祷札をお求めになられました。年々参加者が増えていく光景は、この法要の存在が徐々に檀信徒へ浸透していくことを表しているようで、副住職として本当に嬉しく思います。
今回は例年とは趣向を変えて実施しました。
昨年は法要の中で祈祷札をお加持し、法要終了後にお渡しする形を取っていました。今回は、希望された方には祈祷札を開始前にお渡しし、法要中盤になると護摩壇まで出ていただきました。そして、木札を掲げた受者に向けて、扇で護摩の炎とその熱風を送り、お加持をいたしました。
およそ40分近い護摩法要の中で、お不動様の智慧の炎からたっぷりとご利益をいただき、厄災のない日々となるよう、心からご祈祷いたしました。厄年でなくとも参加される方は、多くいらっしゃいます。ぜひお時間がありましたら、また来年お越しください。
お待ちしております。