福厳寺:祐聖住職が菩提院結集に列座いたしました
石井 祐晃
ふくてら
去る1月11日、福厳寺本堂において「孔雀明王秘法(くじゃくみょうおうひほう)」を執り行いました。
孔雀明王法は、古来より「諸毒を除き、災いを取り払う」として尊ばれてきた秘法です。しかし、この法は伝授を受けている僧侶が非常に少なく、現在では耳にすることも稀な、大変貴重な修法として知られています。




当日は、澄み渡る晴天に恵まれたものの、時折吹き抜ける風に冬の厳しさを感じる日和となりました。しかし、一歩本堂へ足を踏み入れると、そこには厳粛で温かな祈りの空間が広がっていました。
御札やお守りをお求めいただいた方には、法要の最中に前にお進みいただいて、御札の加持と参列者の加持を行いました。大壇には、孔雀明王の象徴である「孔雀の羽」が立てられ、孔雀が持つ緑色の輝きが堂内に瑞々しく彩を添えていました。その美麗な装厳は、見つめる人々の心をも浄化していくかのような神聖な輝きに満ちていました。

孔雀は、猛毒を持つ害虫や蛇を喰らい、それを自らの糧(生命力)に変えるという特異な性質を持っています。
今回の修法では、 「参列者の皆様の心身に溜まった悩みや苦しみという『毒』を孔雀明王に食らい尽くしていただき、障りなく清らかな心で日々を過ごしてほしい」 という切なる願いを込め、一心に祈りを捧げました。
当日は約30名の檀信徒の皆様にお集まりいただきました。 皆様の祈りも深く、修法後には多くの方が御札をお手にとられ、また今回の秘法に合わせて特別にご用意した「孔雀明王お守り」も、その功徳を授かろうと多くの方々にお求めいただきました。


皆様のこれからの毎日が、孔雀の羽のように輝かしく、健やかなものとなりますよう、心よりお祈り申し上げます。
